講演会レポート 2019年

南アルプス青年会議所 講演会

2019年10月

 2019年10月30日、南アルプス市・桃源閣にて一般社団法人南アルプス青年会議所主催の講演会を行いました。 同会議所は、会員各々が会議所活動を通じて自己成長する事で新たな力を養い、その力をもってさらに自分たちの暮らす地域をより良くする事を信念に活動を行っております。 日本国内では外国人労働者の増加と少子高齢化に伴う国内需要の減少により、グローバルビジネス化が進んでおります。現在の南アルプス市ではグローバル化を肌で感じる事は少なく 、今後訪れる時代に向け地域の企業で働く人々や将来を担う人材が成長する必要があります。
 今回の講演会では、「モノづくりを通しての国際貢献」をテーマにお話させて頂きました。 この地域が国際化時代に向けて発展する為にはどの様な人材を育成する必要があるのか。 地雷被災地の貧困な生活を送っている人々の状況のほか、国際社会に求められる商材・人材について考える良いきっかけになったのではないかと思います。 講演会後半ではトークセッションを行い、様々な意見交換を行いました。
(一例)
Q)海外に進出をする際に最も重要なものは何ですか?資金、計画、勇気etc…。
A)資金、計画、勇気はもちろん大切かと思いますが、もっと大事なのは、その国の需要と供給を
  見定め、目的・目標をしっかり定めて行動する事が大切かと思います。
Q)海外で事業を行う際に最も苦労したことは何ですか?
A)やはり、言葉も含め、文化の違いではないでしょうか。商売の方法にも違いがあるので、
  特に信頼・信用は人や国により格差があります。
Q)外国人労働者を雇用する際に苦労した点を教えてください。
A)弊社で海外研修生を受け入れた場合、暑い国から来る者が多く、寒い環境に馴れなくて体調を
  崩す事も多々ありました。またホームシックになると思いますので、心のケアも含め、体調管
  理等のケアが大切です。
Q)今後の日本はどうなっていくと予想をされますか?海外との絡みを含めて教えてください。
A)一番大変なのは温暖化によって世界の国々に変化が起きている事。例えば、洪水・森林火災、
  海水温度上昇による台風の多発など。それと水不足による領土争いの内戦が地域によって勃発
  する恐れがある。この様な世界情勢のなかで、日本がどの様にイノベーションを作り上げてい
  くかが今後の課題となっていくのではないかと思います。

 前沢理事長からのスローガン「JUST DO IT !(行動あるのみ やってみろ!)」にもあるように、会員各々の行動力がこの地域の活性化、グローバル化に繋がっていくのではないかと思います。 今回の公演を通じて、グローバル化の推進には言葉と文化の違いがありますが、どう解決していくか、その一助になればと思います。

参加されたみなさまの声

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