講演会レポート 2018年

青少年育成甲府市民会議 講演会

2018年6月10日

甲府市総合市民会館・芸術ホールにて青少年ジュニアリーダー表彰式と研修を兼ねて講演を行いました。 参加された青少年ジュニアリーダーは、中学生・高校生・青年が地域の中で自分づくりと地域づくりに貢献する青少年活動の 地区・学校におけるリーダーです。リーダーは資質や技能を高めながら集団生活に寄与し、社会的存在として自己の成長を目指しています。
今回の講演ではモノづくりを通しての国際貢献をテーマとしてお話させて頂きましたが、 地雷被災地の貧困な生活を送っている人々の状況のほか、国際社会におけるリーダーに求められるものとは何かを考え、 目的・目標意識を高め、自分自身に何をやるべきか・何をしたいかを考える良いきっかけになったのではないかと思います。
今回のリーダー研修において、講演内容が少しでも心に残り、将来進む道に何らかの印象を与える事が出来れば幸いと思います。

参加されたみなさまの声

  • 今回の講演を聞いて、今自分が当たり前に生活していることが本当に幸せなことなんだなと感じることができた。 普段何もないかのように歩いているけれど、カンボジアなどの内戦国では、当たり前のことができないので、そのありがたみを 一日一日感じていきたい。また、雨宮さんは、人の役に立ちたいという目標や使命があれば人は計り知れない潜在能力を発揮できる と言っていた。これから数多くの試練があると思うが、一日一日を大切に生きていく事が、今自分に出来る第一歩だと思うので、 それを意識してやっていきたい。
  • 今回の研修会の講師、雨宮さんの話から現実のことを知ることができた。カンボジアやベトナム、アフリカなどでは 悪魔の兵器である地雷がたくさん眠っていることに気づかされました。今の自分たちが住んでいる日本では、地雷や不発弾による 恐怖を感じずに生活できていることがどんなに素晴らしいことか感じることができた。その地雷を除去している雨宮さんは、 人を育てること、人を思いやることが人として大切なことだと仰っていた。大人として、リーダーとしての義務を果たすことが とても大切なことだと感じた。これからは、人を育てることのできる大人になれるように自分自身を人として育てていけるようになりたい。
  • 今回の講演内容は、私たちが普段身近に感じないものでした。地雷や爆弾など多くの犠牲者を出す悪魔のようなものが生活の中にあるということは、 とても恐ろしく、命を脅かすものだと思いました。実際にそのような地域にいるわけではないので分かりませんが、毎日命がけで生きている人がいることを 映像で知りました。この人々を危険にさらす地雷や爆弾をなくすために機械化が必要だということが分かりました。この機械化によってカンボジアでは地雷が除去され、 人々が平和で安全に笑顔で暮らせていることを知って、技術の発達に感動するとともに、誰かのため国のために何か行動を起こすことができるという姿に心打たれました。
  • 私は、この第一次研修会を通して、とてもたくさんのことを学びました。目標などをしっかりとしてリーダーとしての自覚をもって過ごしていく事がとても大事なんだと 思いました。 地雷というものは聞いたことがあるけれど、これほど怖いものだと知りませんでした。この地雷によって手足を失ったり自由を奪われたりしていることを、 とても残念に思いました。私も雨宮さんのように、たくさんの人々を救える、心の強い人になりたいと思いました。
  • 戦争中に置かれた地雷によって多くの命、自由が奪われている中、日本の高度な技術によって多くの人々を助けていることは、とても素晴らしいと感じた。 また、この技術によって世界に平和が訪れることを願っています。600万個の地雷、2000万個の不発弾を全て除去しないと、一人また一人と亡くなっていくので、 一日でも早く除去してほしいです。子供たちの笑顔を守るため、世界中の人々を笑顔にするためにも、僕たちにも何かできることを探し、頑張っていきたいです。
  • 「中途半端なリーダーはいらない」この言葉が、当たり前だけど心に響いた。雨宮さんの”実にならないこと”この言葉がかっこいいと思った。 確かに賞を貰っていることはすてきだが、現実で実らなければ意味がないし、今日の話を聞いて、雨宮さんのような考え方ができる大人になれるよう努めたいと思った。

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