講演会レポート 2017年

甲府市立北西中学校にてPTA主催による全校生徒を対象とした講演会を実施しました。 講演では実際に地雷が爆発する映像や、地雷の被害に会われた方の映像等、刺激の強いものも含まれています。 しかし、講演の映像は実際に今も世界の何処かで起きている事実を生徒及び学校関係者、父兄の皆様に知っていただきたい思いと、 今こうして平和に暮らすことが出来る事はとても尊いものであると感じてもらいたいからです。 　我々は、モノづくりを通しての国際貢献として、日本の技術力によって紛争地域が平和な大地へ甦り、 人々の笑顔が絶えない社会づくりを目指しております。 今回の講演で地雷の被害・戦争の被害をどうすれば無くす事が出来るのかを考える一助になれば幸いです。

• 「私は全ての地雷と戦い、豊かで平和な大地を目指す」「諦めなければ絶対にできる」 この二つの言葉が、今回の講演で最も心に残っている。最後のスクリーンに出ていたように、 地雷だらけだった町が緑に覆われる様な町になってよかったと思う。今回の講演を聞いて、 今まで知らなかった地雷の怖さや、危険さが分かった気がする。雨宮さんにはこれからも 地雷除去活動を続けてほしいと思った。
  1年生　生徒
• 地雷を受けてしまった人は、皆死んでしまうものだと思っていた。だけど、実際は全身に火傷を 負ってしまったり、手足を失ってしまうなど苦しむけれど命がある状態だった。その人たちの中には 「死んだ方がマシだ」と思った人もいるだろう。現場を見てきた雨宮さんの話は、本や想像よりも ずっと恐ろしく、ひどいものだった。話が聞けて良かった。事実を知ることは、人を想う上でとても 大切なことだと思うから。
  1年生　生徒
• 今回の講演を通して、私はモノづくりの大切さに気付かされました。 地雷除去という大変な仕事をどうして雨宮さんは長年やってこれたのだろうと 疑問でしたが、雨宮さんの話を聞くうちに、これは人の為に使命感を持っていなければ 成立しないことなのだと気づかされました。これからは今日学んだことを生かして、 「人の為になること」を常に心がけて進路等を決めていきたいです。
  2年生　生徒
• 普段はあまり耳にする機会のなかった地雷について、今回の講演をきっかけに知ることが できました。アフガニスタンなどの現状や実在の映像を見て、驚き、心が痛みました。 なんの罪もない人たちが地雷の被害に遭っている、不安や悲しみにおかされながら生きているのだと 思うと悲しくなりました。しかし、雨宮さんのおかげで笑顔になれている人がいて、 今の私にできることはないかもしれませんが、雨宮さんのように笑顔にしてあげられる人を 増やし、目的と目標をもってこれから人の為になることをやっていきたいと思いました。
  2年生　生徒
• 今日の講演会で、地雷は人を負傷させるだけではなく、その後の人生も奪ってしまうということを知った。 私たちが何気なく暮らしている間に地雷や戦争で亡くなっている子供たちがたくさんいると知って恐ろしいと思った。 雨宮さんがおっしゃっていたように、諦めずに一番を目指して一生懸命努力することを忘れずにこれから進んでいけたら いいと思う。また、雨宮さんのように何事にも全力で臨み使命感を持ち続ける精神を私も鍛えていきたい。
  3年生　生徒
• 私がこの講演会で特に印象に残ったものは、最後の「使命感と目標は人間の能力を最大限に高める」という言葉です。 この言葉の説明の中で、雨宮さんは「使命感と目標を持ってください。」と言っていました。なので、自分の目標を持って いこうと思いました。なので、自分の目標を行こうと思いました。
  3年生　生徒
• とても素晴らしい講演でした。自分に出来ることを人の為に使って成し遂げた方の 言葉には、引き込む力がありますね。最初は落ち着かなかった生徒たちが、次第に聞き入っていました。 成果主義で他の利益より自分の利益が大事にされる今の世ですが、雨宮さんの生き方に習って、 他者の為の仕事が、多くの幸福を生むような仕事を成し遂げてくれる子供が生まれていってくれる 事を望みます。
  一年生　保護者
• 雨宮さんは初めてカンボジアで仕事をした時、「僕には手に負えないと思った」と仰っていました。 一人の人間のリアルな葛藤を感じ、話に引き込まれました。まだまだ”汚染”を除き切るには時間がかかると思いますが、 私も一人の大人として、雨宮さんから伺った話を子供たちに伝え、国際貢献できればと思います。
  教諭

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