講演会レポート 2015年

株式会社モリタホールディングスにて地雷除去講演を実施

2015年5月

 5月21日(木)に株式会社モリタホールディングスにて講演会を実施し、 約150名の従業員の方々に受講して頂きました。
 今回の講演にて、技術者としての考え方や心構え、モノづくりの精神について学び、 技術者としての感性の醸成や視野を広げる事ができればと思います、 受講者からは“モノづくり”を通しての国際貢献に大きな共感を頂き、 日々の業務に対するモチベーション向上に少しでも寄与できればなどの意見を頂きました。 弊社といたしましても、今後とも研究開発を進め技術を確立することで、 国際社会・地域社会に貢献できるよう邁進していきたいと思います。

参加されたみなさまの声

  • 原爆が戦争で最も恐い兵器と考えていましたが、地雷も原爆に並ぶ恐ろしい兵器と感じました。 地雷は何十年も人を傷つけ続けます。この事が今日の講演で良くわかりました。 雨宮先生がされていることは、何人もの人生を救い、本当に素晴らしいことを成しとげられており尊敬致します。
  • 「技術者はモノづくりの挑戦者であり、 技術の根源はモノづくりと人づくりにある」という言葉はまさにその通りだと思います。挑戦することで、 使命感と目標ができ、能力を最大限に高めると考えるからです。日々実践できるよう、 努力していこうと思います。
  • モノづくりをしていく上で「現場、現物、現実」の3現を大切にされていることが伝わった。 世界で戦うためには、より現場、現実を知った上で、製品を開発しなければならないと感じた。 まずはしっかり3現を見つめることから始めようと思う。
  • 平和ボケで忘れてしまっていた戦争の悲惨さ、恐さを思い出すことができ、 また地雷の恐ろしさも知ることができた。使命感や情熱などが、新たなアイデア、 創意工夫につながるのかも知れない。儲け、利益の為だけでは、新しいものは作れないのかも知れない。 大きな目的のための仕事。それを見つけていきたい。
  • 「技術は人の為に」素晴らしい言葉であると思う。私達も技術者であり、 人の役に立つ物を開発・作り上げていける人間である。人の為になる技術を、 自分ができる事は何なのかを考えさせて頂きました。使命感を誇りにし、モチベーションを持たれておられ、 私も人命救助の為という使命感を持ち、今後も開発に打ち込んでいきたいと思います。
  • 現場に行かれて、優れた開発製品を作られていることに、大変共感しました。 人のため相手の立場に立って考えてアイデアを作るという、とても大事なことをお話されていたと思います。 使命感と目標が人間の能力を次第に高めると言われていたので、非常に大切だなと感じました。 またCSRの活動も積極的に行われていました。教育活動にも力を入れておられるので、 参考にする点が沢山ありました。
  • 雨宮さんの講演を聞いて、企業が社会貢献をしていくことがいかに大事か、 またそれが単なるボランティアとして完結するのではなく事業となりうるということがわかった。 私たちが造っている消防車両も社会に貢献するものであり、 その開発を担うエンジニアだということを改めて意識することができた。 これからも人と地球の命を守るという使命感を持った開発を進めていきたいと思った。
  • 雨宮社長が開発の際に留意している事として、「現地で実際に作業」している人の意見を聞く、 自分の考えが一番だと思わない」事を挙げていました。自分の勤続年数が増えるに従って、 自分の経験や考えに重点を置いて設計しがちです。当然、プロとして消防車の設計を専門にしているので、 自分の考えに自信を持つことは大事ですが、製品を扱う人間が、 製品の向こうに居るのだということを決して忘れないよう、 本当にユーザーのためになる設計をしていきたいと思いました。
  • 人の命の一人でも多く助けたいという思いで、仕事をされているところが、 非常にやりがいのあるところでもあり、うらやましく感じた。 モリタの仕事でも目的としては同じようなところがあると思うが、そういった意識はなく、 何をやるべきなのか、再度考えるきっかけになったと思う。今まで一番心に感じるところのある講演であった。
  • 技術者としての心構え、挑戦心を持って業務に取り組まなければならないことを学んだ。 三現主義でその国に合った機会を作られシェアを伸ばしていかれたとのこと、 モリタも同じでユーザー目線を大事にしていかなければならない。そして、 使命感と目標を今一度意識していきたいと思う。

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