ニュース 2018年

カンボジア王国CMAC DU2本部にて地雷除去機材の引渡式典に出席

2018年5月8日

2018年5月8日、カンボジアのバッタンバン州にあるカンボジア地雷対策センター第2地雷除去支部(CMAC, DU2)に2500人以上が参列し、 日本国が支援する「第三次地雷除去活動強化計画」の引渡式典が盛大に開催され、出席しました。 式典では、4月に納入した対人地雷除去機(5台)とスペアパーツが日本政府からカンボジア政府へ正式に譲渡されました。 式典ではバッタンバン州議会のラタナク議長の挨拶に続き、CMACのラタナ長官の挨拶、堀之内日本国大使が英語とクメール語で挨拶され、 最後にフンセン首相の代理として出席した フンセン空軍大将が演説されました。 演説の中で、 日本国民をはじめ、これまでCMACと共にカンボジアの地雷除去に貢献してきた方々に深い感謝の意を述べられた一方、 「1979年 戦争より解放されて40年が過ぎようとしているが未だに地雷は無くならない、一刻も早く地雷を無くしたい。」と述べ、 達成には更なる支援と時間が必要であることを強調されました。 最後に、カンボジアの地雷除去に貢献した人物と団体にカンボジア王国友好勲章が授与され、 20年間に渡ってCMACと共に地雷除去機・灌木伐採機の開発に携わって来た実績を評価された日建に対して、 友好勲章の最高位であるグラントクロワ勲章が授与され、カンボジア政府より日建は2年連続での最高位を授与されました。 カンボジアの平和な大地と笑顔を求め、日建はこれからもCMACと協力し、地雷除去活動に貢献して行きます。

会場の様子、大勢の人でにぎわった

納入された機材(BM307-V24)

納入されたスペアパーツ

国歌斉唱

ラタナ長官の挨拶

フンセン大将の演説

フンセン大将より雨宮社長へ勲章の授与

フンセン大将、V24に試乗される

記念撮影(フンセン大将、雨宮社長、ラタナ長官)

装備品、機材、地雷の展示状況

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