ニュース 2018年
カンボジア地雷除去センター(CMAC)へ 新型対人地雷除去機5台の納入を完了
2018年4月
日建は2018年3月29日から4月14日までの17日間、 カンボジア地雷処理センター(通称:CMAC)へ納入させて頂いた計5台の新型対人地雷除去機(製品名:BM307-V24)についての 導入トレーニングを実施するため、カンボジア国バッタンバン州へ技術者2名を派遣しました。 訓練生は合計22名で、対人地雷除去機と灌木伐採機の熟練オペレータが15名と半数以上を占め、これに続いてマネージャー4名、メカニック3名という構成でした。 こうした事情を鑑み、初心者が半数以上を占めるケースではメンテナンスと運転をメインに指導をするところですが、 今回は対人地雷除去機の構造・機能に重点を置いたトレーニングを実施しました。 特に今回の新型機(5Gタイプ)はモニターの操作法がそれ以前の機種よりも複雑で、また表示される情報はメンテナンスインターバルや燃費等々の多岐に渡るため、 生徒には必要な情報を呼び出して表示された情報の意味を読み取ることができるようになるまで時間をかけて練習して頂きました。 直近では昨年5月にも新型の灌木伐採機9台を納入しており、今回納入された対人地雷処理機5台とともに活用されることで、 山岳地帯や密林のような手作業による地雷除去が困難な環境であっても、安全確実に地雷が除去されることを期待しています。
5台の新型地雷除去機
研修と準備
現場まで地雷除去機を輸送
真剣にノートを取る訓練生
安全講習からスタート
エンジン停止の仕組みを確認する訓練生
質問する訓練生
モニターの操作方法を確認
エンジンオイルの交換方法を確認
バケットを使って水路を掘る
ラジエータ回りの清掃をする訓練生
アッタチメントの交換
修了式の後の記念撮影
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