ニュース 2017年

スポーツ国際貢献交流事業
(カンボジア王国バッタンバン州 サッカー教室開催)

主催:SOLTアカデミー、ヴァンフォーレ甲府、株式会社日建

協賛:株式会社はくばく、豊かな大地(GEJ)

2017年2月20日

 2月4日、5日にてカンボジア王国、バッタンバン州のSALT ACADEMY(ソルトアカデミー)にて
少年少女を対象に、前回に続いてヴァンフォーレ甲府からアカデミーコーチ7名を招待し、サッカー教室を行いました。
 SALT ACADEMYは北西カンボジア、バッタンバン地域、パイリーン、ポイペトを含む地域の少年少女サッカークラブを まとめている組織チームであり、特別なスポンサーはなく、地域の寄付金で運営をしている組織です。 今回は、この地域において国際交流事業の一環としてサッカー教室を行いました。
 サッカー教室には、マイティーガールから20名、U-12からは40名のの選手が選抜され開催致しました。

 教室内容はテクニック、ポゼッション、守備、フィニッシュの4テーマを主に行いました。
昨年と比べ、子供たちの技術レベルは全体的に向上していてました。
また、コーチの話を聞くときの子供たちの真剣な眼差しと、 プレー中の溢れんばかりの笑顔が印象的でした。

また、交流事業の一環として弊社からはサッカーボール、ヴァンフォーレ甲府からユニフォームとグッズを
株式会社はくばくからシューズ、ホライゾンからソックスを寄贈させて頂きました。

 SALT ACADMYの少女たちで構成させているマイティーガールは貧困な暮らしの中、故郷を離れ寮生活を送っており、
インターナショナルバニアサスクールで全員が一貫した教育を受けています。卒業後にはプロ選手や 地域産業等、多分野に就労しています。

ヴァンフォーレアカデミーコーチ達と地雷の爆破処理の見学を行いました。
地雷原の面積は2700ヘクタールもあり、地雷除去員435名が30チームに編成され、
地雷除去後にはインフラ整備をし、地域住民の方々に順次開放されています。
地雷の爆破処理も実際に体験して頂き、地雷の恐ろしさ、地雷除去の必要性を少しでも
実感して頂けたと思います。

地雷が除去された土地は農地として開墾され、ひまわり畑や野菜畑としてよみがえり
住民の生活基盤として定着してきています。

今回のサッカー教室は皆様のご協力があったからこそ開催することができました。 心より感謝申し上げます。