ニュース 2015年
カンボジア地雷原復興農業開発プロジェクト業務提携調印
及びスポーツ国際交流
2015年6月15日
現状の地雷除去状況
カンボジアでは4,544k㎡(山梨県の面積とほぼ同等)が地雷原であり、ここ20年間で除去した面積は625k㎡になります。
(2014年12月現在 13.8% 完了)
特に農業開発が進むにつれてトラクターの使用が多くなり、
トラクターの重みで対戦車地雷が爆発し事故が多発している状況です。その上で、
早急に地雷除去を行い、農地復興を推進する事が急務です。
600万個の地雷が埋設されている
2000万個の不発弾が残っている
バッタンバン州では近年農業開発に伴い、 住民がトラクターを使用するようになり地雷による事故が多発している。
農業開発プロジェクト
弊社が行っている地雷原復興プロジェクトに株式会社はくばくが参加し、 バッタンバン国立大学と業務提携を行い、「もちあわ」「もちきび」の試験栽培を行う事となりました。 PDAカンボジア農業局の協力を得て、同局の指導・管理・監督の元、2つの農家にて委託栽培を進めています。
バッタンバン国立大学シェン学長と株式会社はくばく・株式会社日建と業務提携調印
野外試験施設
屋内試験施設
品質管理施設
CMAC-CDC (コミュニティーディベロップメントセンター) 開発計画
CDCの総面積は1,800ヘクタール (うち1,300ヘクタールをCMAC従事者用農地に利用)あり、 CMACは2,000名の地雷除去スタッフのうち、約6割が再定住場所や農地がないとい実態をうけ、 現在CDC内の地雷除去を行っており、将来安定した収入を得られるよう、 希望スタッフに農地を提供出来るよう現在進行中です。 また農地のほか、弊社の供与による小学校、教師用宿舎の建設を行っており、2015年12月完成予定です。
CDC完成予想図
学校建設・鍬入れ式
CDC内の地雷原
貯水池
モデル住居
モデル農地
ヴァンフォーレ甲府のスポーツ国際交流計画
ヴァンフォーレ甲府海外プロジェクトの一環として、カンボジアのサッカー技術向上、 サッカーを通じて若者向け教育支援や社会発展を目指し、 人材交流等を行いガンボジアと日本の架け橋となるよう進めています。
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