ニュース 2015年
日本・ラオス外交関係樹立60周年記念
サッカー教室及び絵の交換交流(国際親善)
2015年2月20日
弊社はCSR活動として様々な国との交流を行っています。今回はラオス国との国際親善交流として、 首都ヴィエンチャンにてサッカー教室及び国際親善試合を行い、 南部地区のパクソン小中学校ではサッカー教室及び絵の交換交流を行いました。
ヴィエンチャン サッカー教室 (2月7・8日)
首都ヴィエンチャンのサッカー教室では、ラオス国各地域から小学生が60名選抜され、
ラオスサッカー協会のグラウンドに集まりました。来賓にはラオスサッカー協会をはじめ、
UXOラオ長官、在ラオス日本大使館、JETORO、JICA、及び海外青年協力隊の皆様に多数参加して頂きました。
日本からはヴァンフォーレ甲府の佐久間ジェネラルマネージャー、保坂アカデミーダイレクター、
西川U-12監督が指導者として参加して頂きました。
サッカー教室に先立ち、UXOラオの啓蒙活動としてUXOの危険認識についての勉強会を行い、UXOの恐ろしさを
子供たちも真剣な眼差しで聞き入っていました。また、
サッカー教室開始前には子供たちにサッカーボール及びユニフォームのプレゼントをさせて頂きました。
子供たちは真新しいユニフォームに袖を通してフィールドに駆け出し、元気一杯にプレイしておりました。
現地の子供たちは、初めて日本のサッカー指導を受け、人間的にも技術的にも向上した様子で、
2日間楽しくサッカー教室を楽しんでいる様子でした。
子供たちも最初は戸惑いもあった様ですが直ぐに日本のコーチ陣と笑顔で触れ合える様になり、
あふれんばかりの喜びを子供たちから感じ取れました。
また、子供たちのサッカー教室後、ラオスサッカー協会チーム、UXOラオチーム、
在ラオス日本大使館及び青年海外協力隊等の混合チームで親善試合を行い、
相互の国際交流が得られたと思いました。
今回の記念行事としてラオス国と日本国の国際交流がさらに推進できたのではないかと考えております。
パクソン地域 サッカー教室および絵の交換交流 (2月10日)
チャンパサック県パクソン地域のバックホーン小学校(160名)、バックホーン中学校(200名)
及び地域の村長をはじめ多くの人達が参加し、盛大なイベントになりました。
特にパクソン地域は不発弾が散乱している所でもあり、今現在も被害者が出ている状況です。
ほとんどの子供たちはサッカー用の服や靴などを持っておらず、首都ヴィエンチャンと比べると格差を感じました。
この様な状況の中、子供たちがサッカーに取り組む真剣さを目の当たりに感じ、
先生も村人もこのイベントに対して地域一丸となって取り組まれたことに我々も感動させられました。
今回はヴァンフォーレ甲府U-12の子供たちの描いた絵を現地の子供たちに届け、
日本の子供たちの絵を見て、交流の素晴らしさを感じてくれている様子でした。
また、クレヨンと画用紙をプレゼントし、12色のクレヨンを初めて見たようで、
最初は戸惑いがありましたが、白い画用紙を目の前にし多彩な色で絵を描き、
この喜びを精一杯の気持ちを込めて絵を描いている様子でした。
このような環境の中でサッカー教室と絵の交換交流が出来た事は大変有意義なふれあいと考えております。
その後帰国し、現地の子供たちが描いた絵をヴァンフォーレ甲府U-12の子供たちに届けました。
今後も国際交流のさらなる活性化につながるように取り組んでいきたいと思います。
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