2023年11月16日(木)、総合教育施設コミュニティーパーク(いこいの杜)にて、山梨高等学校1年生30名を対象に見学会及び体験講演会を行いました。
今回は地雷除去・平和構築を基本に、世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題についてSDGsを交えてお話させて頂きました。弊社が行うSDGs活動として、貧困や飢餓を無くす為に、「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現を目指す中で、技術教育の他、地雷原の復興としてインフラ整備及び農業開発の推進を行う等の一例を紹介させて頂きました。
また、「いこいの杜」がピースフイールドに認定されたましたので、ピースフイールドを紹介させて頂きました。「ピースフィールド」とは1914年第一次世界大戦時、イギリス軍とドイツ軍がベルギー・フランダース地域を戦場に激しく戦闘を繰り返していた中、クリスマスの日に双方が休戦してサッカーをしながら平和である時間を楽しんだという伝説が今も受けつがれております。この逸話のサッカーの舞台となったベルギー・フランダース地域を「ピースフィールド」とし、世界5大陸に62のスポーツ施設が認定されており、この「いこいの杜」が63番目となりました。
地雷除去活動において、模擬地雷原の体験や地雷除去機の体験乗車、模擬地雷の見学を行いました。実際に地雷原での作業の大変さや地雷除去機を見て触れる事で地雷除去への理解が深まったと思います。
本講演会は、「モノづくりを通しての国際貢献」をテーマに行い、戦争や紛争での悲惨さ、「地雷」の危険性、命の大切さを「国際理解」の一助として心に留めて頂きました。また学生自身の将来の展望を自ら考える材料に役立て、未来に向かって目的・目標意識を持って頂き、社会に貢献し世界で活躍できる人材となって頂けたらと思います。