11月1日(金)、いこいの杜コミュニティーパークにて、猿橋中学校の1年生 3クラス81名を対象に体験講演会を行いました。同校では、過去の大月空襲の教訓をもとに、「戦争」を遠い昔や遠い国の出来事として終わらせることなく平和学習に取り組んでいます。また、職場見学や体験を通じて山梨の産業について学び、「産業の社会への貢献」や「働くことの意義」を理解する機会を設けています。
今回の講演会では、「モノづくりを通じた国際貢献」をテーマに、実際に世界で起きている紛争の現状についてお話ししました。さらに、地雷除去活動を通して感じる戦争や紛争の悲惨さ、「地雷」の危険性、命の大切さ、そしてモノづくりの素晴らしさについても伝えました。今こうして平和に暮らせることが、どれほど幸せなことかを感じてもらえたのではないかと思います。
また、今後さらに加速するグローバルな時代において、対等な立場で物事を考え、感謝し人を思いやる姿勢が人間力を高め、ひいては国際平和に繋がっていくことを強調し、生徒たちに激励のメッセージを送りました。