10月23日、山梨県立甲府第一高等学校にて、探究科の1・2年生を含む120名を対象に、「モノづくりを通した国際貢献」をテーマに基調講演を行いました。
県立甲府第一高等学校は、文部科学省のWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業の拠点校として、「山梨から世界を変える人材」の育成を目指し、探究活動を推進しています。今回は、「農」をテーマに、その重要性を共有し、日本や国際社会において今後何ができるかを考える機会として「一探国際会議」が開催されました。
講演では、地雷被災地で貧困生活を送る人々の現状を説明し、彼らに何が必要か、また、その地域の未来を現地の人々と共に創り上げることについてお話ししました。地雷が除去され、地雷原が農地となり、人々がそこで収穫を得られるようになること。すなわち、「農」は人々の生命や生活を支える基盤であるということを強調しました。
さらに、グローバルな視点から「語学力の重要性」「心の豊かさとは何か」「日本が誇る技術力」「モノづくりの重要性」についても触れ、国際社会での役割について高校生に向けたメッセージを送りました。
10月18日、北杜市いこいの杜コミュニティーパークにて、県立甲府第一高等学校 探求科1年生60名を対象に見学会を行いました。