3月25日、北杜市の総合教育施設いこいの杜「コミュニティーパーク」にて「ピースフィールド」認定式が行われました。世界各国でスポーツを通じた平和教育活動に取り組む英国のNPO法人「International Children’s Football Alliance(ICFA)」より認定され、国内の施設が選ばれたのは初めてとなります。
この日はICFAのアーニー・ブレナン代表が訪れ、いこいの杜を「ピースフィールド」に認定し、この場所を「生きた遺産」と表現して頂きました。また記念レクリエーションとして、ヴァンフォーレ甲府ジュニアユースや北杜市内のサッカークラブのメンバーと関係者(約100名)が集まり、ブラインドサッカーやスポーツ鬼ごっこをして楽しみました。
「ピースフィールド」とは1941年第一次世界大戦時、イギリス軍とドイツ軍がベルギー・フランダース地域を戦場に激しく戦闘を繰り返していた中、クリスマスの日に双方が休戦してサッカーをしながら平和の時間を楽しんだ伝説が今も受けつなげております。この逸話のサッカーの舞台となったベルギー・フランダース地域を「ピースフィールド」とし、世界5大陸に63のスポーツ施設が認定されており、いこいの杜が63番目となります。
第一次世界大戦で600万人が亡くなり、フランダース地域でも22万人の若者の命が失われたそうです。今年の9月21日、国連平和Dayにこのピースフィールドから「平和への願い」を世界に発信したいと思います。