猿橋中学校 校外学習 体験講演会を実施

11月1日(金)、いこいの杜コミュニティーパークにて、猿橋中学校の1年生 3クラス81名を対象に体験講演会を行いました。同校では、過去の大月空襲の教訓をもとに、「戦争」を遠い昔や遠い国の出来事として終わらせることなく平和学習に取り組んでいます。また、職場見学や体験を通じて山梨の産業について学び、「産業の社会への貢献」や「働くことの意義」を理解する機会を設けています。


今回の講演会では、「モノづくりを通じた国際貢献」をテーマに、実際に世界で起きている紛争の現状についてお話ししました。さらに、地雷除去活動を通して感じる戦争や紛争の悲惨さ、「地雷」の危険性、命の大切さ、そしてモノづくりの素晴らしさについても伝えました。今こうして平和に暮らせることが、どれほど幸せなことかを感じてもらえたのではないかと思います。


また、今後さらに加速するグローバルな時代において、対等な立場で物事を考え、感謝し人を思いやる姿勢が人間力を高め、ひいては国際平和に繋がっていくことを強調し、生徒たちに激励のメッセージを送りました。

10月31日(木)、いこいの杜コミュニティーパークにて、上野原中学校の2年生63名を対象に体験講演会が行われました。同校では、校外学習として職場見学や体験を通じて、仕事に真剣に向き合う姿から生き方や仕事への取り組みについて考える機会を設けています。


今回の講演会では、「モノづくりを通じた国際貢献」をテーマに、地雷除去活動を通じて感じる戦争や紛争の悲惨さ、「地雷」の危険性、命の大切さ、そしてモノづくりの素晴らしさについてお話ししました。


また、日本の若者にとって目的意識を持つことの重要性について触れ、何をすべきか、何をしたいかという目標を持つことの大切さを強調しました。

さらに、グローバル化が一層加速する今の時代において、対等な立場で物事を考え、感謝と人を思いやる気持ちを忘れずに相手を大切にする姿勢が人間力を高めることを伝え、生徒たちにエールを送りました。

10月23日、山梨県立甲府第一高等学校にて、探究科の1・2年生を含む120名を対象に、「モノづくりを通した国際貢献」をテーマに基調講演を行いました。

 

県立甲府第一高等学校は、文部科学省のWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業の拠点校として、「山梨から世界を変える人材」の育成を目指し、探究活動を推進しています。今回は、「農」をテーマに、その重要性を共有し、日本や国際社会において今後何ができるかを考える機会として「一探国際会議」が開催されました。

 

講演では、地雷被災地で貧困生活を送る人々の現状を説明し、彼らに何が必要か、また、その地域の未来を現地の人々と共に創り上げることについてお話ししました。地雷が除去され、地雷原が農地となり、人々がそこで収穫を得られるようになること。すなわち、「農」は人々の生命や生活を支える基盤であるということを強調しました。

さらに、グローバルな視点から「語学力の重要性」「心の豊かさとは何か」「日本が誇る技術力」「モノづくりの重要性」についても触れ、国際社会での役割について高校生に向けたメッセージを送りました。

10月18日、北杜市いこいの杜コミュニティーパークにて、県立甲府第一高等学校 探求科1年生60名を対象に見学会を行いました。

10月14日(月)、北杜市いこいの杜コミュニティーパークにて、甲州市勝沼町休息自治会40名の皆様を対象に、「モノづくりを通しての国際貢献」をテーマに体験講演を行いました。

 

講演では、平和とは何か、モノづくりとは何かを中心にお話しさせていただきました。モノづくりの大切さとは、例えば地雷や不発弾の除去や、その後のインフラ整備など、その地域に適した機材をしっかりと考えて提供することにあります。これにより、地雷で汚染された地域の復興が進み、果樹などの作物を栽培することで土地が豊かになり、経済的な自立が促されます。現地の人々に再び笑顔が戻ることを意味しています。

 

今回の体験講演会には、ブドウ栽培農家の方々も多く参加されており、「モノづくり」というキーワードを通じて、人と人がつながり、未来を創造することや、環境問題や平和の大切さについて考えるきっかけとなりました。

10月11日(金)、北杜市いこいの杜コミュニティーパークにて、公益社団法人自動車技術会関東支部の皆様を対象に、「モノづくりを通じた国際社会への貢献」をテーマに講演を行いました。


まず、地雷被災地で貧困生活を送っている人々の現状を説明し、その地域に何が必要か、そしてその地域の未来を現地の人々と共に創造することについてお話ししました。

私たちは、目的や課題、目標意識を共有しながら、現地での運転指導や技術教育等を重ねています。現地では、物資も少なく、設備も整っていませんが、そのような環境だからこそ、機材や資材を大切に使い、工夫し効率を考え、自分自身が何をすべきか、何が最善かを常に意識しながら作業を行っています。

一方で、事業として重要なのは「ボランティアではなく、収益の上がる事業として地雷除去機の開発および製造を継続していくこと」です。同時に、地雷原に住む人々が新たに生まれ変わった農地から収穫を得られるような、双方に利益を生み出す関係を築く必要があります。

世界の国々とビジネスや社会貢献を通じてWin-Winの関係を築くことが、資源が乏しく国土が小さい日本が国際社会で存在感を示すための一つの方法だと考えています。

そのためには、その国や土地を理解し、ニーズを見極めることが不可欠です。

現在、人材不足や機材・資材のコスト増などの課題が高まる中、環境コストや安全性コストの問題を解決することが重要な課題だと認識しています。


弊社としても、今後とも研究開発を進め、技術を確立することで、国際社会や地域社会にさらなる貢献ができるよう、邁進していきたいと考えています。

(公社)自動車技術会関東支部の皆様から、講演の感想が寄せられました。

 

○ 雨宮氏のお話を伺い、日本と日本人が今後、どのように世界と関わっていくべきかを考えさせられました。
○ 自分の仕事における社会貢献について深く考えさせられる内容でした。
○ 実際に経験されている方の言葉には非常に重みがあり、貴重な時間でした。
○ 普段あまり意識しなくなっていた「何のために働いているのか」を考えさせられる、非常に印象的なご講演でした。地雷除去と耕作を同時に行える機械に、雨宮さんの目指すものが表れており、ユーザーを深く理解することが、モノづくりにおいてどれほど大切かを教えていただきました。
○ 参加させていただきありがとうございました。講演中に「雨宮さんは使命感と目標を持っている人」とありましたが、私は「人間愛」を感じました。
○ 実物の地雷除去機を間近で見ることができて非常によかったです。雨宮さんが直接質問に答えてくださったのも良かったです。

9月21日、ピースフィールド明野にて「国際平和デー」イベントが開催されました。

雨宮代表理事のあいさつを皮切りに、北杜市市長をはじめとする地域の皆さん等が参加し、盛大に行われました。


9月21日は国連が定めた「国際平和デー」であり、世界中の平和を記念する日です。

ピースフィールド明野は、英国のNPO法人「International Children’s Football Alliance(ICFA)」から、日本初の「ピースフィールド」として、世界で63番目に認定を受けました。この「ピースフィールド」は、第一次世界大戦中にベルギーのフランダース地域で戦ったイギリス軍とドイツ軍が、クリスマスの日に休戦しサッカーを楽しんだという逸話に基づく場所です。


イベントでは北杜高校ギター部の心温まる演奏や「未来」をテーマとした力強い書道パフォーマンスが披露され、サッカーやブラインドサッカー、ビーチサッカー、キンボールにおいては全日本女子チームが参加し指導を行い、さらに、地元の農作物の無料配布や販売ほか、「森のつみ木広場」など、地域の特色を活かした催しも実施され、多くの参加者が楽しみました。


このイベントを通じて、ピースフィールド明野から今後も平和のメッセージを発信し続けてまいります。


共催:(一財)コミュニティーパーク、(一財)ヴァンフォーレスポーツクラブ、北杜市サッカー協会

後援:北杜市、北杜市教育委員会

協力:(公財)オイスカ、日本キンボールスポーツ連盟

ウクライナ国家非常事態庁(SESU) 地雷除去技術研修員等15名が来日し、7月23日~8月2日まで、弊社にて地雷除去機操作トレーニングを行いました。

 

地雷除去機の操作やメンテナンス方法などの基礎を学び、実機を用いた訓練では、 最初はぎこちなかった操作も何度も練習を重ね、次第にスムーズに操作できるようになりました。異なるアタッチメントを使用した操作練習なども行いました。

 

また、いこいの杜コミュニティパークの地雷除去機技能訓練センターでは、実践を見据えて、斜面での障害物の除去や地表面の掘削作業に挑戦しました。

 

連日35℃を超える猛暑にもかかわらず、意欲的に実地研修に臨んでいたSESU研修員の皆さん、本邦研修後、カンボジア地雷対策センター(CMAC)での実践訓練へと向かいました。

 

弊社は、ウクライナの人々が一日も早く平和な生活を取り戻すことができるよう願い、地雷除去を通じてウクライナの復旧・復興に協力してまいります。

7月20日(日)、いこいの杜グラウンドで「第38回日産グリーンカップサッカー教室」が開催されました。


県内の16サッカーチームに所属する小学生260人が参加し、ヴァンフォーレ甲府のスタッフやプロ選手から指導やアドバイスを受けながら、パス、ドリブル、シュートなどの練習を行いました。

また、憧れの選手たちとミニゲームを行い、子どもたちの技術向上にもつながりました。

この日、子どもたちにとっては大興奮の一日となりました。

7月14日(日)、JITリサイクルインクスタジアムにて「ヴァンフォーレSDGs デー」が開催されました。

 

弊社では、地雷除去機や模擬地雷などの展示、地雷機操作研修の様子を写したパネル展示を行いました。

また、実際に金属探知機を使用して地雷原を歩く体験コーナーを通じて、多くの方々が地雷除去の現実を理解し、SDGs(持続可能な開発目標)についての意識を深めることができたと思います。

 

弊社では、今後もSDGsについて共に学び、理解を深めていただけるよう積極的に取り組んでまいります。

2024年7月9日、ウクライナの首都キーウ郊外にて、弊社の地雷除去機が納入され、引き渡し式典が行われました。


式典では、ウクライナのクリメンコ内相や松田邦紀駐ウクライナ大使などが出席され、先日のロシア軍による攻撃で多くの被害者が

出たことに触れ、黙とうを捧げました。



ウクライナへの引き渡しは今回が初めてとなり、弊社の地雷除去機が役立ち、ウクライナの方々の生活と未来に希望をもたらすことを

心より願うとともに、引き続きウクライナの復旧・復興に努めてまいります。

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