1月21日(火)、北杜市定例市政報告会において、市民の皆様を対象に「モノづくりを通しての国際貢献」をテーマに講演会を行いました。
大柴市長より市の主要施策方針が示された後、講演会では、「モノづくり」における相手への配慮や目的意識の重要性、そして何よりも「人を作らずしてモノは作れない」、人づくりの大切さについてお話しいたしました。
25年前、明野町(旧明野村)に地雷除去センターが設立されました。以来、明野町は地雷除去活動の拠点として、様々な実験や訓練を行ってきました。今日まで活動を継続することができたのは、地域の皆様のご理解やご協力のお蔭だと深く感謝しております。
2022年8月20日、明野町浅尾に総合教育施設「いこいの杜コミュニティーパーク」を開設いたしました。ここには、平和ミュージアム、地雷除去機の実機展示、運動施設、サッカー場などを備え、地域貢献、人材交流、障害者スポーツの推進、観光などを通してSDGsに貢献し、地域の活性化を目指す、私の平和への想いを具現化した場所です。災害時には市民の皆様の一時避難場所としての役割も担っております。さらに、2023年3月には、いこいの杜の活動が国際的にも認められ、世界5大陸63番目のスポーツ施設としてピースフィールドに認定されるという、大変光栄な出来事もありました。
いこいの杜では、講演会と合わせて、模擬地雷原体験や地雷除去機の体験乗車なども実施しております。
これからも、いこいの杜での様々な活動を通して、平和へのメッセージを発信し続けてまいります。