10月27日(金)にいこいの杜コミュニティーパークにて北杜市立高根中学校の3学年生徒76名を対象に講演会を実施しました。
高根中学校の3年生では今回の学習を通じて、「国際理解、世界の中の日本について考えよう」という学習会を行っていると聞いております。今回のテーマは「ものづくりを通しての国際貢献、豊かで平和な大地への復興」と題して体験講演を行いました。世界における紛争、ウクライナ紛争やイスラエル・ガザの紛争によって地球環境が異変しているのではないかと思います。環境問題、食糧問題、水不足などの沢山の課題が山積しています。
平和について私たちが今何をやるべきか、一人ひとりが小さな事から考え行動する必要があるかと思います。
世界の現状に目を向け、自分たちの生き方を考える良いきっかけになったのではないでしょうか。
生徒の皆様から感想文を頂戴しました。
残り僅かな中学校生活において目的・目標意識を明確に持って生活していきたいと言った意見が寄せられました。
感想文では一人ひとりの思いが感じ取れました。ありがとうございました。
・雨宮さんの話や地雷・地雷除去機を生で見て地雷の恐ろしさを感じた。
パワーポイントの中に被害にあった子どもの写真があった。生々しい写真で現場のリアルな部分が知れた。
あのような被害を出したくないという思いが雨宮さんは人一倍強いと思う。
また、雨宮さんの話を聞き『何をやるべきか、何をしたいかわかっている人は強い、使命感と目標が
人間の能力を最大限に高める』この言葉の深さを知った。
実際に成功している人は絶対に目標を持っている。自分も普段の生活から目標を立てて生活したいと思った。
最後にこのような経験をさせてくださった雨宮さんに感謝しかない。
・雨宮さんの講演を聞いて、楽しい雰囲気の中でも、真面目な話を聞いて、本当にやりたいことをやる大切さを知れた。
これからは自分のやりたいことや、したいことをもっと考えて成功させられるように頑張りたいです。
今まではしたいことをしていても中途半端に終わってしまっていたので、目標や、自分の中でのゴールを作って
物事に取り組んでいきたいと思います。
人々の思いが大きくなっていくと、いつか夢や願望が叶うんだと思った。
残り少ない学校生活で何を学び、何をしていくかを明確にして生活していきたいと思いました。
今回の公演を聞いて本当に良かったです。
・地雷のことは事前学習や道徳で雨宮さんのことを知っていたけど、実際に動画などを見て本当に恐ろしいものだなと思いました。
私が特に印象に残っているのは、カンボジアの人の家が危険区域になっているにも関わらずその中に入っていく動画です。
命の危険があり、怖いはずなのに、その状況にならざるを得ないことにびっくりしました。
日本は地雷がなく平和だけど、世界中には地雷で苦しんでいる人がいっぱいいます。
私がこうして安全に暮らせているのも当たり前ではないので、日々の生活を大切にして過ごしていきたいです。
雨宮さんはカンボジアの人のために地雷除去をしていること、本当に格好いいなを思いました。
・雨宮さんは知恵と勇気を振り絞り危険な地雷除去をしていて、すごいと思いました。
地雷は小さい子どもの命まで奪ってしまうとても怖いものなので、いつかなくなる日が来たらいいなと思いました。
また地雷除去だけでなく、畑を作れるようにしたり、学校を作ったりして、
新しい世代の人たちも生きることができるような取り組みをしていてすごく良いアイデアだなと思いました。
私も雨宮さんのように国際貢献できる人になりたいです。
そのために、今はしっかりと勉強をしたいです。
・事前の学習を通して、雨宮さんの活動やカンボジアなどの地雷が多く埋まっている地域の現状について知ってはいたが、
今日実際に雨宮さんから話を聞いて、その深刻さ、残酷さをひしひしと感じた。
地雷によって傷を負ったり、亡くなってしまった人々の写真を見て、雨宮さんが行っている活動の大切さや意義もわかったと思う。
そんな雨宮さんが繰り返し話していた『知恵とアイデア』そして『使命感と目標』これらは雨宮さんを動かし、
そして私たちのこれからを支えるうえでも大切なものであることを学べただけでも、今日の校外学習はとても意味のあるものになった。
『何をやるべきか、何をしたいか』を見つけ、これから強く生きていくための糧としたい。